RICOH GXR / A-12 M mount Unit with Kodak Body cap lens
RICOH GXR A-12 M mount Unit
GXRは、本体とカメラユニットで構成される、新しいカメラシステムです。
それぞれのカメラユニットは、焦点距離の異なるレンズと最適化したタイプ/サイズの撮像素子、画像処理エンジンを搭載しています。
これを交換することにより、多彩なシーンに対応。表現力への高度な要求をクリア。
カメラユニットの着脱にはスライド機構を採用し、すばやく確実なユニット交換を実現しています。
これまでレンズ交換式のデジタルカメラは、撮像素子にホコリが付着しやすいという、システム上の問題がありました。
GXRのカメラユニットは、レンズと撮像素子を一体化。
交換に際してカメラ内部を露出する必要がないため、ホコリが侵入しにくい構造です。
しかも、ユニット内部は遮光壁で厳重に密封。
ホコリの多い撮影環境でも、躊躇することなくカメラユニットを交換できます。
画像モニター:3.0型 透過型液晶 約92万ドット
撮影モード:オート撮影モード/プログラムシフトモード/絞り優先モード/シャッタースピード優先モード/マニュアル露光モード/シーンモード(動画/ポートレート/スポーツ/遠景/夜景/斜め補正モード)/マイセッティングモード
画質モード:F(Fine)/N(Normal)、RAW(DNGファイル形式)
記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、内蔵メモリー(約86MB)
画像ファイル形式:静止画/JPEG(Exif ver.2.21)RAW(DNG)動画/AVI (Open DML Motion JPEGフォーマット準拠)
外形・寸法:113.9mm(W)x70.2mm(H)x37.5mm(D)
重さ:本体約160g
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GXR MOUNT A-12
Mマウントと互換性を確保。ライカMレンズなどを装着できるほか、マウント変換アダプターを使用することで、さらに多様なマウントのレンズに対応が可能です。
数々の「銘玉」や使い慣れた「愛玉」を活用し、その魅力を再発見することができます。
ピント合わせはマニュアルフォーカスのみ。
12M、23.6×15.7mm大型 CMOSセンサー
撮像素子は、美しいボケ、豊かな階調が得られる、23.6×15.7mmの大型 CMOSセンサーです。
フィルム時代の対称型広角レンズ等の使用を考慮して、オンチップマイクロレンズを最適化し、画像周辺部での光量不足、カラーバランス変化を抑えました。
有効画素数は約1230万画素。フィルム時代のレンズの特性を極力引き出す設計思想により、クラシックレンズとCMOSセンサーが持つ鮮鋭な描写力を、余さず引き出すことが可能です。
最速1/4000秒のフォーカルプレーンシャッターを採用。
マニュアル露光モードでは、バルブやタイム撮影も可能です(最長180秒まで)。
バルブはシャッターボタンを押している間中、露光を継続。
タイムは、露光開始時と終了時にシャッターボタンを押します。
さらに、シーンモードで[電子シャッター]を選択すれば、1/8000秒の高速シャッター設定が可能。
シャッター音や振動を抑えたいシーンなどに有効です。
*Hologon 15mm F8/Elmar 5cm F3.5、は装着不可です。
マウント:Mマウント互換
有効画素数:1230万画素
撮像素子:23.6 mm ×15.7 mm CMOS センサー(総画素数約1290万画素)
シャッタースピード:静止画1/4000 秒~180 秒、バルブ、タイム 動画1/2000秒~1/30秒
露出制御モード:絞り優先AE、マニュアル露出
ISO感度:AUTO / AUTO-HI / ISO-LO / ISO 200-3200
外形・寸法:79.1mm(幅)×60.9mm(高さ)×40.5mm(奥行き)
重さ:170g
RICOH 500 GX / COLOR RIKENON 40mm F2.8
1977年発売の日本製リコー500GXです。
小型軽量(111mm*71mm*56mm、420g)ながら、採光式フレーム付のレンジファインダー搭載。シャッター優先自動露出EEと機械式マニュアル制御に対応し、35mmフルサイズのフィルムカメラです。 名玉 リケノン40mm F2.8、シャッターはリコー製1/8 - 1/500 セルフタイマー付。
多重露出機構も備えています。
よくもここまで機能てんこ盛りカメラ作ったものです。
コンパクトカメラを使う際には、レンズが魅力のローライ35(フォーカス距離目測)とリコー500GX(レンジファインダー)、ここ一番にどちらを手に取るか迷います。
PENTAX K-7 / smc PENTAX-DA 40mm F2.8
PENTAXのK-7は、KマウントをM42マウントに変換するマウントアダプターで、昔の銘玉が使えます。オールドレンズを使うときは、M(マニュアル)モードでハイパーマニュアル(カメラ側で自動的に絞り込み測光する)機能が使えます。
マニュアルフォーカスレンズでもフォーカスエイドが効くので、ピントを合わせ易いのがありがたいです。視野率100%の明るいファインダーは、元々ピントは合わせやすいので、フォーカスエイドと相まって、マニュアルフォーカスレンズが使いやすい機体です。
大きさも手頃で、値段も安く手にいれられるK-7 はM42レンズの母機としてお勧めです。
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SMC PENTAX DA 40mm F2.8 Limited
薄型パンケーキレンズで抜けが良くシャープな写り、9枚の絞り羽根でボケも綺麗なレンズです。
APS-C専用設計なので、レンズの画角は標準レンズよりも長い中望遠の60ミリ相当(35mm換算)になります。薄く軽量のレンズで、カメラにつけても嵩張りません。
K7などの古いデジタル一眼レフカメラとの相性も良く、街角スナップには最適のレンズです。
対応マウント:ペンタックスKマウント系
レンズタイプ :単焦点
フォーカス:AF/MF
詳細レンズタイプ:単焦点(APS-C専用)
レンズ構成:4群5枚
絞り羽根枚数:9 枚
焦点距離:40 mm
最短撮影距離:0.4 m
開放F値: F2.8
画角:39 度
フィルター径:49 mm
最大径x長さ: 63x15 mm
重量:90 g
ASAHI PENTAX SP / PENTACON auto
ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP
M42スクリューマウントを採用したことで、世界中の名玉を使えるカメラとして、世界中でベストセラーとなった旭光学のフィルム一眼レフカメラASAHI PENTAX SPOTMATIC SP 。
機械式シャッターで頑丈な作りの名機は、50年以上経た今でも稼働する機体が中古カメラ市場でまだ流通しています。
M42マウントアダプターを使ってデジタルカメラで旧銘玉を楽しみながら、35mmフィルムがまだ生産されているうちに、フィルムカメラでも写真を撮ってみるのも良いものです。
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PENTACON auto
第二次大戦後、ドイツのツァイス・イコン社は東西に分割され、イエナに本社のあった東側(東ドイツ)が、カール・ツァイス・イエナを名乗り、西側(西ドイツ)がカール・ツァイスを名乗ることになりました。
西側はライカやコンタックスといったレンジファインダー機が普及したのに対して、東側では、開発していた一眼レフ機でコンタックスの名称を使えず、PENTACON(PENTAプリズムを搭載したCONTAX = PENTACON)ブランドでの販売となりました。
東ドイツdeha,
カール・ツァイス・イエナが光学産業の巨人企業として、光学機器メーカーを吸収合併して巨大なグループを形成しました。
軍事用の光学機器を製造していたMeyer-Optik Gorlitz(メーヤーオプティックゲルリッツ)社もその一員で、民生用のレンズとしてDomiplan 50mm F2.8を作っていました。
後に同じくカール・ツァイス・イエナ傘下のPENTACON に吸収されます。
プラクチカ(PRAKTICA)などのM42レンズマウントの一眼レフカメラの普及により、多くのカール・ツァイス・イエナ・グループ製造のレンズが生産されたので、今日でも、比較的入手し易いレンズとなっています。