Nikon D700 

オールドレンズを楽しむためのフルサイズデジタル一眼レフとして、Nikon D700を紹介します。
2008年の発売当時プロ向け上位機種だったD3と同じ1210万画素CMOSセンサーを搭載していました。画素サイズ36.0×23.9mmのニコンFXフォーマット(フルサイズ)に対応しながら、当意地としてはD3と比べて小型・軽量でした。

D3と同様にISO200~6400の広い常用感度に対応し、ISO25600までの増感やISO 100相当までの減感が可能な他、本体のみで最速毎秒約5コマの連続撮影、オプションのマルチパワーバッテリーパックMB-D10を装着することで、最速毎秒約8コマの高速連続撮影ができました。

背面に92万画素VGAで視野角170度の3型液晶モニターを搭載し、イメージセンサークリーニング機能を採用し、OLPF(光学ローパスフィルター)を4種の共振周波数で振動させて、カメラの電源ON/OFFに連動してローパスフィルターに付着したゴミやほこりをふるい落とすことができました。

今のミラーレス機に比べると重量級(995g!)ですが、当時は小型・軽量と謳われていたのが時代を感じさせてくれます。デジタル写真撮影に必要な基本機能を実装したD700は、発売から13年以上経過した今でも、私のようにフルサイズのFマウント機として使い続けているファンも多い機種です。

ソニーのαシリーズなど、ミラーレス一眼レフカメラが人気ですが、古いマニュアルレンズ、特にニコンのレンズ資産を活かすには、Fマウントのフルサイズデジタル一眼レフの最安値は、間違いなくNikon D700になると思います。

ニコンのカメラの世界シェアは高いので、ニコン以外の名玉のマウントアダプターも入手できます。

動作する機体に出会えたならば、あなたはラッキー。迷わずゲットしましょう。


レンズマウント:ニコンFマウント
画素数:1287万画素(総画素)/1210万画素(有効画素)
撮像素子:フルサイズ(36mm×23.9mm)CMOS
記録フォーマット:JPEG/RAW/TIFF
撮影感度:ISO200~6400
ファインダー倍率:0.72 倍
液晶モニター:3インチ/92万ドット
記録メディア:コンパクトフラッシュ
専用電池型番:EN-EL3e
幅x高さx奥行き:147x123x77 mm
重量:995g

Nikon D300 / AIAF Nikkor 24mm F2.8D

D300は2007年に発売されたNikonのAPS-Cセンサー搭載モデルのフラッグシップ機です。その後、改良されて2009年にD300Sが発売されました。後続モデルは2016年に発売されたD500です。

APS-Cセンサー搭載のデジタル一眼レフNikon D300は、クラシックカメラを趣味とするニコン愛好者(プロではない趣味人)にとって、今だにFマウントのレンズ資産を活用できるデジタルカメラとしてはコストパフォーマンスの良い選択だと思います。

1230万画素ですが、写真を撮るモチベーションを高めてくれる見栄えの良い一眼レフのファインダーと、キレの良いシャッター感覚が魅力で、発売から12年を経過した今でも、ファンが多い機種です。
特に飛び物や野鳥撮影など、望遠レンズを多用する撮影スタイルには合っていると思います。

高感度耐性は弱いですが、優れた操作性、視野率100%のファインダー、防塵防滴、連写性能など、基本性能は、流石にフラッグシップモデルだけあって今でも十分使える性能を持っています。
中古価格は2万円前後で入手できるので、コスパを考えると、APS-C一眼レフカメラとして、未だに市場で人気付があるのもうなづけます。

Fマウント機ですから、最新レンズから50年前のオールドレンズまでデジタルで撮影できます。
現代の最新レンズだけでなく、Fマウント用のマウントアダプターを使えば、様々な昔の名玉を楽しむことができるのは、Fマウントを長年守り通してきたニコンのカメラの強みです。
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レンズマウント:ニコンFマウント
画素数:1310万画素(総画素)/1230万画素(有効画素)
撮像素子:APS-C(23.6mm×15.8mm)CMOS
記録フォーマット:JPEG/RAW/TIFF
撮影感度:標準:ISO200~3200
ファインダー倍率:0.94 倍(視野率100%)
液晶モニター:3インチ/92万ドット
記録メディア:コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ
専用電池型番:EN-EL3e
幅x高さx奥行き:147x114x74 mm
重量:825g

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AI AF Nikkor 24mm f/2.8D (1994年発売)


ちょっと広めの画角が心地よい、気軽に使える広角レンズ

画角84°(FXフォーマット時)の画角を持つ、小型・軽量で携帯性に優れた広角レンズです。像面の平坦性に優れ、周辺光量が多く、ディストーションや色ずれが少ないため、シャープな画像が得られます。

フルサイズ機で使うと24mm、APS-C機で使うと36mm、という使いやすい画角のレンズです。

小型軽量で、扱いやすいです。

コントラスト高めで良く写るレンズですが、逆光には弱いです。

昔のフィルムカメラでもマニュアル操作で使えます。AI対応の機種は露出計連動もできます。


焦点距離/24mm

最大口径比/ 1:28

レンズ構成 /9群9枚

画角/84°(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)

61°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)


DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時:

36mmレンズの画角に相当(FXフォーマット/35mm判換算)

撮影距離情報:カメラへの撮影距離情報を出力可能

撮影距離目盛:∞~0.25m、0.85ft(併記)

最短撮影距離:0.3m

最大撮影倍率:0.11倍

絞り羽根枚数:7枚

絞り方式:自動絞り

最大絞り:f/2.8

最小絞り:f/22

測光方式:CPU・AI方式のカメラでは開放測光、従来方式のカメラでは絞り込み測光

アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 52mm(P=0.75mm)

マウント:ニコンFマウント

マウントアダプターFT1適否:MF

寸法:約64.5mm(最大径)×46mm(長さ:バヨネット基準面からレンズ先端まで)、全長約55.5mm

質量:約270g

Nikon F100 / AF-NIKKOR 50mm 50mm F1.8G

Nikon F100 は、コンパクトで堅牢なマグネシウムボディのニコンのフィルムカメラ最終世代の一眼レフカメラです。


ニコンF5に搭載され、そのすべてが高く評価された、5つのフォーカスエリアを持つ先進のオートフォーカス機構を、小型・軽量にして堅牢なマグネシウムボディに凝縮。最先端の高性能と、より高感度な操作性、眼を見張る機動力が融合した「F5ジュニア」です。


以下、仕様詳細


https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/f100/spec.html

Nikon FM3A / Nikon Lens Series E 50mm F1.8

FM3Aは、2001年に発売された機械式&電子式ハイブリッドのシャッター制御機能を実装したフィルム一眼レフカメラ です。ニコンのMFフィルム一眼レフカメラの最後の機種です。 

古い電子式シャッターのカメラは、電子回路が老朽化して壊れるとカメラとして機能せず、写真は撮れなくなってしまいます。 

一方、機械式シャッターのカメラは、ライカのバルナックライカのように何十年経っても修理が可能です。 クラシックカメラの世界では、機械式シャッターのカメラが人気があります。 

ニコン FM3Aは、機械式シャッターに電子式シャッターも実装したハイブリッドカメラです。 

長く使えるフィルムカメラをお探しの場合は、良い選択肢だと思います。 

これから中古でフィルム一眼レフカメラを手に入れる方にもお勧めの機種です。 

 

電子制御および機械制御式35mm一眼レフレックスフォーカルプレーンシャッターカメラ 

 

使用フィルム:パトローネ入り35mmフィルム各種 

露出制御:絞り優先オート、マニュアル 

レンズマウント:ニコン F マウント 

シャッタースピード:8秒~1/4000秒(絞り優先AE時)/B、1秒~1/4000秒(機械式マニュアル露出時) 

シャッター:縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッター 

ファインダー視野率:93% 

ファインダー倍率:0.83倍 

測光モード:TTL開放測光方式、中央部重点測光、直径12mm範囲を測光(中央部重点度約60%) 

対応レンズ:Ai以降の絞り環つきレンズ(非Aiレンズは使用不可) 

電源:SR44もしくはLR44を2個 

幅x高さx奥行:142.5x90x58 mm 

重量:570 g